オフィスホワイトニングとは?効果や費用、頻度、メリット・デメリット
こんにちは。愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」です。
ホワイトニングにはいくつか種類があり、なかでもオフィスホワイトニングとはどのような方法なのか気になっている方がいるのではないでしょうか。オフィスホワイトニングには、ほかのホワイトニングにはない特徴があります。よく理解したうえで検討することが大切です。
今回は、オフィスホワイトニングとはどのようなホワイトニング方法か解説します。オフィスホワイトニングの効果やメリット・デメリット、施術の流れ、頻度、費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行う歯のホワイトニングのことです。オフィスホワイトニングでは歯科医院でしか扱うことができない高濃度の薬剤を使用するため、即効性が高いのが特徴です。
歯科医院で扱っているホワイトニングには、他にもホームホワイトニングやデュアルホワイトニングという方法があります。ホームホワイトニングは、歯科医院で処方された薬剤や器具を自宅に持ち帰り、患者さん自身が行う方法のことです。
一方、デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。それぞれ効果の出方や持続期間が異なりますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングの場合、1回の施術でも効果を実感できることがありますが、理想の白さが得られるまでには、3〜5回程度ホワイトニングを繰り返す必要があります。
とはいえ、自宅で行なうホームホワイトニングに比べると即効性が期待できるため、できるだけ早くホワイトニング効果を得たい方に選ばれています。
ただし、オフィスホワイトニングは効果の持続性という面ではホームホワイトニングに劣るため、早ければ3ヵ月程度で元の色に戻ることもあります。
そのため、持続性も重視したい方はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行うデュアルホワイトニングを検討する必要があるでしょう。
オフィスホワイトニングのメリット・デメリット
ここからは、オフィスホワイトニングのメリット・デメリットについて解説します。
オフィスホワイトニングのメリット
オフィスホワイトニングのメリットは、以下の通りです。
短期間で効果が得られる場合がある
オフィスホワイトニング最大のメリットは、短期間で効果が得られる場合があることです。自宅で行なうホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術で効果を実感できるケースもあります。
理想の白さを得るためには何度か施術を繰り返す必要はありますが、ホームホワイトニングに比べると即効性が期待できます。そのため、結婚式や旅行、就職試験など、何かしらのイベントまでに歯を白くしたいという方に選ばれています。
施術にかかる手間や時間が少ない
ホームホワイトニングの場合は、毎日ホワイトニングを行っても効果が得られるまでに2週間〜1ヶ月程度はかかります。また、ホワイトニング1回あたり2時間程度かかり、マウスピースの管理や薬剤の塗布などを全て自分で行なう必要があります。
そのため、忙しい方にとっては負担が大きくなることも考えられるでしょう。
一方、オフィスホワイトニングは通院する日を確保する必要はありますが、1回あたり1時間で終了し、施術は歯科医師や歯科衛生士が行います。施術にかかる手間や時間が少ないことは大きなメリットといえます。
本来の歯以上の白さを目指せる
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、繰り返し施術を受けることで本来の歯以上の白さを目指すことが可能です。歯の表面についた着色汚れを落とすだけでなく、歯の内部から漂白するため、本来の歯以上の白さを目指したい方に選ばれています。
歯科医院で施術が受けられる
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、色ムラや歯のトラブルが起こるリスクを軽減できます。
また、ホワイトニングをする前に虫歯や歯周病のチェックも受けられるため、口腔内の健康維持にもつながるでしょう。
オフィスホワイトニングのデメリット
オフィスホワイトニングのデメリットは、以下の通りです。
色戻りが起こる可能性がある
自宅で行うホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使用して徐々に歯を白くしていくため、効果が長持ちしやすいです。
一方、歯科医院で行うオフィスホワイトニングは即効性が期待できますが、ホームホワイトニングに比べると効果の持続期間が短い場合がほとんどです。個人差はあるものの、3〜6ヵ月程度で元の色に戻るケースもあります。
そのため、ホワイトニングを受ける際には目的や目標とする期日などを考慮したうえで、自分に合った方法を検討する必要があるでしょう。
費用がかかる
オフィスホワイトニングは、施術で通院するたびに費用がかかります。また、オフィスホワイトニングの効果を持続させるためには繰り返し施術を受け続ける必要があるため、経済的な負担が大きくなる点については理解しておくことが大切です。
結婚式や写真撮影など、期間限定のイベントのために歯を白くしたい方には適しているかもしれません。
すぐに施術が受けられないケースもある
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、場合によっては施術を受けられないケースもあります。
例えば、虫歯や歯周病がある場合などです。このようなケースでは施術によって痛みやしみるなどの症状が悪化することも考えられるため、先に治療を優先する必要があるでしょう。
オフィスホワイトニングの頻度
オフィスホワイトニングを受ける頻度は、効果が実感できるまでは1〜2週間に1回程度が目安です。効果が実感できたあとは、2〜3ヵ月に1回の頻度で施術を受けるとよいでしょう。
白い歯をキープするためには、効果を実感したあとも継続的に施術を受けるのが推奨されます。
オフィスホワイトニングの流れ
ここからは、オフィスホワイトニングの施術の流れについて解説します。オフィスホワイトニングの施術の流れは、以下の通りです。
カウンセリング
オフィスホワイトニングを行う前には、カウンセリングを行うことが一般的です。カウンセリングでは歯の悩みや目標とする白さ、期日などの確認をします。また、ホワイトニングの効果や施術の流れ、注意点の説明も行います。
オフィスホワイトニングについて疑問や不安があれば、カウンセリングの際に伝えるようにしましょう。
口腔内のチェック
実際に施術を行う前には、虫歯や歯周病などのトラブルが起こっていないか、ホワイトニングができる口内環境かなどを確認するために、口腔内のチェックを行います。この際に虫歯や歯周病が見つかった場合には、それらの治療を優先的に行います。
クリーニング
歯の表面に汚れが付着していると薬剤が浸透しにくく、効果が出にくかったり色ムラになったりしやすいです。そのため、先に歯のクリーニングを行い、歯垢や歯石、着色汚れの除去を行うことが一般的です。
歯肉保護剤の塗布
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、最初に歯肉保護剤を塗布して歯肉を保護します。歯肉保護剤を塗布することにより、歯肉がしみたり歯肉が白く変色したりするトラブルを避けられます。
薬剤の塗布
歯の表面に漂白効果が得られる高濃度の薬剤を塗布します。
光の照射
薬剤を塗布した部分に光を照射します。薬剤が光に反応することで歯の着色を分解します。
薬剤の除去
薬剤を除去して一通りの流れは終了です。薬剤の種類によっても異なりますが、薬剤の塗布・光の照射・薬剤の除去の工程は、繰り返し行うこともあります。
仕上がりの確認
施術が一通り終わったら、仕上げとして歯のクリーニングをします。最後に、施術後の歯の色を確認して終了です。
オフィスホワイトニングの費用
オフィスホワイトニングにかかわらず、ホワイトニングは審美目的の施術となるため保険適用外となります。
オフィスホワイトニングを受ける場合の費用の目安は、1回あたり2万円〜5万円程度です。オフィスホワイトニングは理想の白さが得られるまでに3〜5回程度施術を受ける必要があるため、トータルでは数万円〜数十万円かかることになるでしょう。
ただし、歯科医院によって料金設定は異なりますので、詳しい費用が知りたい方は直接歯科医院で確認してください。
まとめ
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で受けられる即効性に優れたホワイトニングです。高濃度の薬剤を用いて行われるため、1回の施術で効果を実感できる場合もあります。
ただし、オフィスホワイトニングは効果の持続性が低いため、継続的に施術を受ける必要があります。オフィスホワイトニングと自宅での施術を組み合わせたデュアルホワイトニングという方法もありますので、目的や悩みによって自分に合った方法を選択することが大切です。
ホワイトニングを検討されている方は、愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、成人の矯正のみならず小児の矯正にも力を入れています。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、予防歯科なども実施しています。当院の診療案内ページはこちら、WEB予約も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。